妻と散歩をするとき、妻は目にした物を何でも口にするといった癖があります。

例えば目の前にスズメがいたら「スズメ!!」、チューリップが咲いていたら「チューリップ!!」と即座に口にします。それも、比較的大きな声で。

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これは私との会話でも何でもなく、単に口にしているだけのことでして、妻にしてみるとあまり深い意味は無いのだとか。

そこで私が「スズメがどうしたの?」と話しかけても妻は「?」というような顔をするので、それ以上の会話は成り立ちません。

頭で考えられない


これもきっと、アスペルガーならではの特徴なんだと思います。頭で考える前に口に出してしまう、と。

これが二人だけで散歩している時なら構わないんですけど、他人の目がある時でも口にすることがあるので、そんな時はちょっとヒヤッとしたりします。

何故かというと、犬を散歩している人とすれ違った時、妻はその犬を見て「なんだかバカそうな犬だね〜」とか、干している洗濯物を見ると「派手なパンツが干してある!!」などなど、ひそひそ声ではなく明らかに周囲に聞こえるような声で喋ってしまうからです。

妻本人にしてみれば決して悪気があって言うわけじゃないんですけど、その言葉が相手に聞こえてしまったりすると、かなり気まずい雰囲気になってしまいます(´・ω・`)

さすがに大勢がいる前では妻の意識はそちらに向くので、そのように口にすることはないですが、他に気になるような物や人が見当たらない時は、それこそ独り言のように喋り続けます。きっと、端から見れば変わり者な夫婦として見られていることでしょう(笑)


無理に会話する必要もない


そうそう、そう言えばそれが原因でパート先でトラブったことも何度かありました。ついつい余計なことを口走ってしまうため、相手に不快な思いをさせてしまったり、混乱を招いてしまったりと、何かと苦労は絶えなかったそうです。

きっとここら辺のことは、同じ障害を抱えた人だとピンとくるかもしれません。また、そのことを悩んでいる方は沢山いるように思います。「アスペルガー 会話」とかでググると似たような話を目にしますからね。

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このように、言葉ではコミュニケーションが上手に取れない場面は多々ありますが、別に無理して「会話」で取ることもないのでは、と個人的には考えています。

なんというか、妻が喋りだしたらとりあえず聞き役に徹すればOKなわけですし、適当に相槌を打っていれば妻は喋ることに満足してしまうので、私の場合はその「相槌を打つ」「頷く」といったリアクションをすることで妻とのコミュニケーションを取るようにしているからです。

それともう一つ、(妻の場合だけかもしれませんが)アスペルガーな人はスイッチのONとOFFが両極端なので、喋るだけ喋らせてしまえば後はもうスッキリしちゃう傾向が強いです。で、スッキリしちゃえばきちんとこちらの言葉を聞いてくれるわけなんですから、それから会話をするようにすれば比較的コミュニケーションが取りやすいように感じています。

無論、それは夫婦間だからこそ出来るコミュニケーション方法なのかもしれませんが、もし周囲にアスペルガーっぽい人がいたら、それとなく気にしてみてください。



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