さて、カサンドラ症候群に悩まされる私ですが、具体的にどんな症状が出るのかを話してみたいと思います。

……と、その前にカサンドラ症候群について簡単に説明しましょう。

ウィキペディアによると次のように記されています。

「カサンドラ症候群;カサンドラ情動剥奪障害(カサンドラしょうこうぐん;カサンドラじょうどうはくだつしょうがい)」とは、アスペルガー症候群(AS)の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、わかってもらえないことから自信を失ってしまう。また、世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じる。
症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、無気力などがある。カサンドラ症候群の悩みを訴える者のブログも多く見られ、アスペルガー症候群の伴侶を持つ者の二次障害として深刻な問題となっている。 家族に対するケアの重要性が指摘されている。

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すれ違いばかりで心身ともに疲弊する


要約すると、アスペルガー症候群のパートナーとの関係がうまくいかないため、身体的及び精神的な症状が出てしまうということです。

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カサンドラ症候群の症状は人によって様々だと思いますが、精神的な苦痛を感じるパターンが一番多いような気がします。ちなみに私自身は、ストレスからくる不眠と軽度の鬱に悩まされていて、妻とともに精神科から薬を処方してもらっています。

また、これが原因かどうかはハッキリとはわからないのですが、かれこれ5年ほど蕁麻疹に悩まされています。

この蕁麻疹というやつは原因か全く解らないらしく、現在通院している医者によれば「ストレスが要因の一つになっている」のだとか。もちろんカサンドラ症候群と蕁麻疹の因果関係は医学的に解明されてはいないので、私のような素人が「そうだ」とは判断し兼ねますが、医者の言葉を信じれば全くの無関係ではないような気がしています。

不眠や鬱が精神的症状、蕁麻疹が身体的症状。まさに図星といったところですが、このカサンドラ症候群を治すには、やはり妻のアスペルガーをなんとかしない限りは難しいでしょう。

ただ、アスペルガー症候群は先天性の障害です。今からこれを治そうったってそうは問屋が卸しません。ということは、これから先、私はずっとカサンドラ症候群から抜け出せないままなのかと考えてしまい、余計に気が滅入ってしまいます。

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誰彼に打ち明けられるような話でもなく、仮に打ち明けたとしてもそう簡単に理解が得られないカサンドラ症候群。近年になって大人の発達障害というものはクローズアップされてきてはいますが、カサンドラ症候群の認知度はまだまだといったところですし、理解の話は全く広がっていないのが現状です。


自分一人を責めない


そうなると、夢も希望もへったくれもないと塞ぎ込みがちになってしまうかもしれませんが、あまり自分を責めることはして欲しくないです。悩んでいるのは一人だけではないのですから。

ところで私は、割と普通に妻と生活しています。もちろん、世間一般の「普通」とは少々認識が異なってはいますが、別に無理に世間に合わせる必要もないと考えているからです。何事も無理は禁物。ほどよく、適当に生きていければそれで十分なのですから、周囲の目は全く気にしていません。こう考えると、とても気持ちが楽になりました。

また結婚についても、良くも悪くも「運命」と割り切ってからは、さらに気持ちが軽くなりました。そりゃ確かに妻には「?」な部分は多いですけど、それはそれで人間の個性なわけですし、無理に健常者(定型)の作った「枠」にはめ込むのはどんなもんなのか、と考えるようになったからです。

お互い譲り合えるところはとことん譲り合う。それが時に一方通行な自己犠牲になったとしても、それもまた運命だと割り切れば我慢も効きます。まあ、我慢というよりは人生の修行をしているもと思えば、どうってことはない話なんですよね。

「妻との結婚は決して悪いことばかりではなかった。良いことも嬉しいことも沢山あった」

長い人生の幕を閉じる時、そんな言葉を残せるような生き方をしてみたいものです。

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