これはまた議論を呼びそうなニュースとなりそうですね……。

元名大生側が無罪主張…「発達障害の影響」

 名古屋市の自宅アパートで2014年に知人女性を殺害したほか、高校時代に同級生らに劇物を飲ませて殺害しようとしたなどとして、殺人や殺人未遂など七つの罪に問われた名古屋大の元女子学生(21)の裁判員裁判が16日、名古屋地裁で始まった。

 元女子学生は罪状認否で、劇物を飲ませた事件について「被害者が死んでもいいとは考えていませんでした」と殺意を否定。女性殺害などほかの事件については「特にございません」と述べた。弁護側は「発達障害などの影響で、善悪の判断がつかない状態だった」と一連の事件について無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で「元女子学生は10年頃、母親から神戸市で1997年に起きた連続児童殺傷事件の話を聞いたことをきっかけに人の死に強い興味を抱き、一連の事件を起こした」と主張。「発達障害などはあったが、影響は限定的で、責任能力に問題はない」と述べた。
引用元:読売ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170116-OYT1T50036.html


発達障害にも色々なタイプがあるのですから、被告がどの発達障害だったのがポイントになるんでしょうけど、正直、それを理由に無罪を主張するってのは虫が良すぎます。

というのも、この記事を読んだだけではなんとも言えませんが、一つだけハッキリと言えるのは

「どんな発達障害であれ、タイプには関係なく善悪の判断はできる」


からです。

もし善悪の判断ができなかったのならば、それは発達障害とは全く関係ない別な原因があったはずです。その原因は二次障害なのか何かはわかりませんけど、さも発達障害が原因だったとする弁護側の言い分は、この障害への偏見を助長するだけのような気がしてなりません。

また、本当にそうだったとすれば、今回の忌まわしき事件を機にし、然るべき場所にて「善悪の理解ができる人間」になれるようキッチリと罪を償うべきではないでしょうか?

これだけの事件を起こしておきながら無罪を主張しては、それこそ善悪のつかない人間になってしまいますし、何よりも被害者のご家族が救われないです。


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これはあくまで私見ですが、何かこう、単に減刑を目的とするだけに弁護側が「発達障害」というカードを切っただけのように感じるんですよね。この被告が発達障害だったというのは初耳ですから……。

まあ、それが弁護士の仕事といえばそれまでなんですが、本当に発達障害者だったのであれば、健常者よりも厳しく罪を償わせた方がより被告本人のためになると私は考えています。

発達障害だからといって「いい子いい子」するのではなく、きちんとした分別ある大人になれるよう、人一倍しっかりとした教育をしなければなりません。

かくいう私の妻も、時に厳しく「教育」したからこそ普通の生活を過ごせるようになった部分があるのですから、発達障害を盾にして物事の本質をあやふやにしては、何の解決にもならないんじゃないでしょうか。

……万が一、これで被告が無罪放免にでもなったら、世の中の発達障害者への風当たりはより強いものになっていくでしょう。それだけは絶対に避けたいところです。




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