これはとても興味深いニュースですね。

「発達障害」受け入れ特化 通信制高校、開校へ

 発達障害がある生徒の受け入れに特化した通信制高校が今春、大阪市東成区に開校する。本人の特性に沿った学習環境を整えるほか、対人関係や生活面、進学・就労を専門家が支援し、社会への巣立ちを後押しする。

 開校するのは、「しんあい高等学院」(真田明子学院長)。内閣府特定特区高校の明蓬館高校(本校・福岡県)が設けた特別支援教育コース「SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーション・センター=すねっく)」のカリキュラムを取り入れる。

(続く)
引用元:大阪日日新聞
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170219/20170219031.html
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発達障害者に対してはより専門的な教育、養育が必要なわけですが、この高校は勉学だけでなく対人関係、生活面までフォローしてくれるとか。ぶっちゃけた話、発達障害者の多くは勉強云々よりも対人関係=コミュニケーション能力に難がある人の方が多いので、これは非常に良いことのように感じました。


 対人関係や環境への順応に困難をきたす発達障害は、学校生活になじめないことも報告されている。SNECでは、入学の際に面接と心理検査から生徒の状況を把握。学習指導員のほか、臨床心理士や言語聴覚士、相談支援員ら有資格者が個別の学習支援・指導計画を立てる。


これぐらい徹底してくれればいろんな意味で安心できますよね、親御さん、そして当の本人も。

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ここに来てようやく発達障害に対する認知、理解度が深まってきたという表れなのでしょう、今後はこのような場所が増えていくとは思われますが、できることならば高校からではなく、もっと幼少期の頃から専門的な養育を行える場所が増えることを願わずにいられません。

というのも、大人になってから発達障害と気づくと何かと苦労が絶えないからです。40歳を過ぎてからアスペルガー症候群(自閉症スペクトラム)と診断された私の妻を見る限りでは(苦笑)

「たられば」の話になるとキリはありませんが、もし妻が幼少の頃からちゃんとした養育を受けていれば、バリバリに働くことは無理にしても普通に日常生活を送ることぐらいはできたでしょうし、本人も障害のことで苦しんだりすることもなかったはず。

私の姪っ子(LD、ADHD)と妻を比べた場合、大人になってから取り組むのと、子供のうちから取り組むのでは雲泥の差があるからです。


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ちなみに姪っ子は幼少期ではなく、成人近くになってから養育された部類なんですけど、それでもその「若さ」ゆえ比較的スムースに自立することができましたが、妻は未だ障害に悩まされている部分があります。

やはり10代と40代とでは大きな差があるということでして、発達障害はとにかく1日も早い(若い)段階から専門的な養育をすることが望ましいように受け止めています。

ただ、そのためには「親の障害に対する理解」が真っ先に求められるでしょうね。


親のエゴでは障害を抱えた子供は育たない


上の記事でもお話ししたように、「うちの子は障害なんかじゃない」というエゴを露わにしてしまっては元も子もありません。何のための、そして誰のための養育なのかをしっかりと認識しないことには、いくら専門的な機関や施設を設けたところでなんの進展もないからです。

繰り返すようですが、発達障害だとわかったら1日も早く専門的な教員と養育を受けさせることが大切です。障害者にとって何が望ましいのか、その本人の立場に立って考えてあげるべきでしょう。


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