アスペルガー症候群でさえ手を焼いているというのに、最近になって表面化してきた妻のアダルトチルドレンの問題。二次障害は投薬のおかげでだいぶ緩和されてきていますが、それでもひょんなことから鬱になったりパニックになったりを繰り返しています。

002989.jpg


無論、それが生活する上での大きな妨げになっているんですが、具体的にどこをどう改善、もしくは接するべきなのか、私なりに無い知恵を絞って取り組んでいますので、今回は私たち夫婦の現況をお話ししたいと思います。

スポンサーリンク

基本は「受け流す」こと


以前も記事にしましたが、精神状態がひどくなった場合はとにかく受け流すことが大切です。

北斗の拳のトキから学んだこと

例えばイライラ感が前面に出ている場合は、適度に距離を置き、さらに妻のイライラの矛先が私に向いてきたら、「へぇ」「あっそう」と適当に相槌を打って聞き流す、みたいな感じでしょうか。

それがまた妻の逆鱗に触れる場合もあるんですけど(苦笑)、そんな時は、医師の指示通り投薬することで被害を最小限に食い止めるようにしています。

また、鬱の時も同様、いろいろと悲観的なことや愚痴っぽい話をしてきますが、ここでも適当に相槌を打ってその場を丸く収めることに徹します。

ここで「ちゃんと向かい合わなくてはいけないのでは?」と考える方もいるでしょうけど、周知の通り、アスペルガー症候群は「相手の気持ちを汲み取ること」がよくできませんので、受ける側=私があれこれ気遣ったところで、相手=妻はその「気遣い」が理解できません。だから無理して向き合う必要も無いんですよね。

こう書くと「冷たい」とか「冷酷」だとか思われるかもしれませんが、これはあくまで精神状態がダメになった時の対応なので、誤解なきようお願いします(笑)


アスペなのか、それともACなのか……


アスペルガー単体であれば、前述した対応で丸く収まります。ただ、その時にアダルトチルドレンの症状が現れてしまうとこれがもう大変(苦笑) 基本的にアスペルガー症候群とアダルトチルドレンは似て異なるものなので、一歩間違えるとどえらい目にあったりします。

まず、アダルトチルドレンの主だった特徴を挙げてみましょう。

・白黒思考
物事を非常に端的に捉えしまうため、イエスとノーでしか答えを出せない。また、自分の考えと違う考えは全て「悪いこと」としか考えないので、選択肢を自ら狭めてしまう。

・自己の正当化
自分が悪いとしても、反射的に相手の悪いところを粗探しし、それを追求してしまう。これは主に自己防衛のための行動とされている。

・偏った価値観、思考
少しでも悪い出来事が起こったり目に入ったりするとと、それが繰り返し起こってしまうような思考に陥りやすく、たとえ良い出来事が起こったとしても、その出来事自体を「悪」と捉えてしまう。

・一つの事象に囚われやすい
ある特定の部分、特にマイナスな部分に固執してしまうので、視野がどうしても狭くなりやすく、負の感情が生まれやすくなる。

・思い込みが激しい
相手の気持ちや価値観、考えを自分の主観でしか捉えることができない。よって相手の気持ちは汲み取られず、自分の価値観を押し付けてしまったり、感情でしか判断できなくなってしまう。

・自分自身を責め続ける
自分に無関係なことでも自分の責任として受け止めてしまう。


このうち、特にアスペルガー症候群と混沌としやすいのが


  • 偏った価値観、思考
アスペルガー特有の「こだわり」が、偏った価値観や思考を生むケースがある。

  • 一つの事象に囚われやすい
上記同様、特定のものに対して強く固執する部分がアスペルガーにはある。


の二点でしょうか。

傍目にはどちらも「こだわり」に見えますが、アダルトチルドレンが出ている際にアスペルガーでの「受け流す」対応をすると余計に不安定になってしまうので、妻が精神的に不安定になっているのは、どちらが起因となっているかを先に考えなければならないんです。

これがどれだけ難しくて大変なことか。こと最近は、アダルトチルドレンの症状が強く出るケースが増えてきているので、私も相当精神面がすり減っています。どうして良いのやら……。


治るなら、治してしまえホトトギス


アスペルガーは先天的なものなので、治す手立てはありません。これはこれできちんと理解していますし、伊達に16年以上一緒に暮らしているわけではないので、アスペルガーとは私自身もうまく付き合えるようになりました。

ただ、アダルトチルドレンは本当にどうすれば良いのかわかりません。

一応、治療可能な症状とは理解していますし、日常生活でどのようなことをしていけば良いのかも理解していますが、何よりも妻には根っこの部分にアスペルガーという障害があるので、思ったように話が進まないんです。

例えば、一番多く見られるアダルトチルドレンの治療方法(克服する方法)の第一歩は、「機能不全家族で育ったために生じた凝り固まった偏見や考え方を正す」ことから始まるのですが、妻の場合はアスペルガー特有の「こだわり」もあるため、そう簡単には考え方は変わりません。


6add82ab60deff231d2cc1767aa63453_s.jpg


また、「自分はアダルトチルドレンなんだ」と認識することも治療にはとても大切なのですが、そのように認識するには「客観力」が必要となるので、やはりアスペルガーの妻にとっては難しい部分があります。

アスペルガーとアダルトチルドレン……正直、完全にお手上げ状態ではありますが、ここで諦めてしまっては何も生活は変わりませんし、何よりも妻の苦しみや悩みは一生続くことになるでしょう。

そこで思いついたのは、


「アダルトチルドレンは治るんだから、とっととこいつを治してしまえ!!」


ということです。


多少のリスクは承知の上で実践するしかない


とにかく今は、アスペルガーには一切触れず、とことんアダルトチルドレンと向かい合ってやること。妻の根深い「闇」は幼少期の家庭環境によって作られたものなのですから、兎にも角にもその闇を取り去ってやればいいのでしょう。

もちろん、そうすることでアスペルガーが障害になってしまうこともありますが、それはそれ、これはこれ。幸いにして、医師からもいざという時の頓服薬を処方されていますし、少々多めに使用しても問題ないとの診断を仰いでますので、時には無理にでも頓服薬を飲ませるようにしています。


6558beb747d7b14dabea5c065ea90fcf_s.jpg


そうなると怖いのが、アスペルガーの二次障害ですが、今は再発しても仕方ないとも考えるようになっています。

もっとも、その二次障害自体がアダルトチルドレンの症状である可能性も否定できないので、あれこれと(アスペルガーの)細かいことは気にせず、今はアダルトチルドレンの治療、克服を最優先しています。それでダメになったら投薬、と。「荒療治」というとわかりやすいかもしれませんね。

「産みの苦しみ」は一瞬です。今、この苦しみさえ乗り越えてしまえば、二人にとって明るい将来が訪れると信じ、日々悪戦苦闘しています。

本当に辛いのは妻自身なのですから、ここで私が倒れてしまっては元も子もありません。そんな私も「カサンドラ症候群上等!!」の強い精神で頑張りたいものです(笑)


スポンサーリンク


  • おすすめ記事